戦艦大和の建造ドック

日本海軍が技術の粋を尽くして建造した「戦艦大和」。
今日でもアニメ映画などで周知のとおりですが,この「戦艦大和」は呉海軍工廠で建造されました。

明治44年3月に完成した呉海軍工廠のドック。
当時は東洋一を誇った大型ドックで,戦艦大和はこのドックで建造されました。
このドックは,現在は石川島播磨重工業(株)呉事業所の所有となっていますが,平成5年に会社都合により埋められることになりました。

ドックが埋められている状況です。
呉協会の「バレーボール発祥記念碑」は,このドックの壁石(450cm×500cm×800cm)4個の払い下げを受けて建立されたものです。

埋められて平地となったドックです。
現在でも,この形で「戦艦大和」建造ドックの跡地が残されています。